第11回定期演奏会(1975年 昭和50年)

9月27日、杉並公会堂にて第11回定期演奏会。
第一部『世界の民謡と名作集』の中でシューベルトの
「ロザムンデ」をアレンジした『みつばちマーヤ』を発表。
ミュージカルは『 けんちゃんとおばけ 』、そして中山先生&越部先生コンビの杉並ポピュラーを、
チキチキバンド(OBによるバンド)の伴奏で多数演奏した。
杉児のポピュラー演奏の基本的なスタイルが出来上がる。

プログラム
第一部 世界の民謡と名作集 (青い空・小鳥だったら・月の光に 等)スキャットファンタジー 『みつばちマーヤ』[構成・作詞:中山知子/編曲:増本喜久子]
第二部 杉並ミュージカル『けんちゃんとおばけ』[構成作詞:伊藤アキラ/作曲:越部信義]
第三部 杉並ポピュラー [作詞:中山知子/編曲:越部信義](ミッシェル~イエスタディ・恋は水色・イエスタデーワンスモア~翼をください)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 構成:中山知子 / 伴奏:岡井直子・チキチキバンド /
演出:竹邑類 / 舞台監督:加藤三季夫
第12回定期演奏会(1976年 昭和51年)

9月7日、日本都市センターホールにて第12回定期演奏会。
ミュージカルは新作の『ひなぎく』。
『白雪姫』以来のお姫様登場で、トムとブチの心温まるストーリーが好評。
「杉並ポピュラー」のコーナーが定番となる。

プログラム
第一部 みんなの歌メドレー(光るこみち~元気に笑え)
第二部 杉並ミュージカル 『ひなぎく』[台本:中山知子/作詞:矢崎節夫/作曲:越部信義]
第三部 杉並ポピュラー (オーシャンゼリゼ・幸せの黄色いリボン・虹のかなたに・パフ 等)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:佐藤麗子・チキチキバンド
第13回定期演奏会(1977年 昭和52年)

9月23日、日本都市センターホールにて第13回定期演奏会を行う。
杉並会議の第1回共同委嘱作品集「舞踏への誘い」の全曲を初演。
音楽史上、頭文字にBが付く作曲家といえば、バッハ、ベートーベン、ブラームス…?
いえいえ『3大B作家作品集』では、あえて3番目にビートルズを加え、
ロックを交えたミュージカルタッチの楽しい作品 [編曲:越部信義] が完成!

プログラム
第一部 「杉並会議」共同委嘱作品集
A :世界の民謡 [作詞:中山知子/編曲:若松正司]
B :世界の名曲 [作詞:中山知子/作曲:荒谷俊治]
第二部 『3大B作家作品集』 [作詞:中山知子/作曲:越部信義]
A:バッハ「Straight Flush」
B:ベートーベン 「よろこびハーモニー」 ※下関少年少女合唱隊委嘱作品
C:ビートルズ(ヘルプ~ヘイ・ジュード)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:松本かよ・チキチキバンド / 構成:中山知子 /
演出:竹邑類 / 舞台監督:加藤三季夫
第14回定期演奏会(1978年 昭和53年)

日本都市センターホールにて第14回定期演奏会。
「杉並会議」による共同委嘱作品第二弾の「野ばらの花束」曲集より世界の民謡と名曲集を。
ミュージカルは日本昔話の『かさじぞう』を題材に新作を発表。
コミカルな歌詞と演出で、杉並ミュージカルに新たなレパートリーが加わる。

プログラム
第一部 世界の民謡と名曲~「杉並会議」編、「野ばらの花束」他(野ばらの花束・とねりこの森・ラゴロンドリーナ・小さな白鳥たちの踊り・ファランドール等)
第二部 杉並ミュージカル『かさじぞう』 [台本・作詞:中山知子/作曲:越部信義]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:松本かよ・森繁行敏 / 演出:竹邑類 / 舞台監督:加藤三季夫
第15回定期演奏会(1979年 昭和54年)

9月24日、新宿文化センターにて第15回の記念演奏会。
この頃より、前半部分に、子供のうた、クラシックを演奏、
後半にミュージカルとポピュラーを演奏する構成が定着する。
ヴィヴァルディの「四季」は見事な合唱アレンジで、今も杉児のクラシックの代表作。
『ながぐつねこ』はシャルル・ペローの童話をミュージカルにアレンジした新作。
末っ子ハンスを教育する猫のしぐさがコミカルで、
お姫様や王様も登場する華やかな舞台は大好評を博す。

プログラム
第一部A 杉並MEMORY (青い空・小鳥だったら他)
第一部B “四季” [作曲:ヴィヴァルディ/作詞:中山知子/編曲:森繁行敏]
第二部 杉並ミュージカル 『ながぐつねこ』 シャルル・ペローの童話より[台本・作詞:中山知子/作曲:越部信義]
第三部 杉並ポピュラー (トッカータ・男と女・白い恋人たち~アイリメンバーイエスタディ)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:松本かよ / バンド:チキチキバンドパートⅡ /
演出:竹邑類 / 舞台監督:加藤三季夫
第16回定期演奏会(1980年 昭和55年)

9月20日(土)、日本都市センターホールにて第16回定期演奏会。
志水先生独立後の初めての演奏会。
新作ミュージカル『合唱団物語』は、実際の団員に対する取材によって作られた新作。
青井陽治先生と小六禮次郎先生の初のコンビ作品。

プログラム
第一部 世界の民謡と名曲~ 「杉並会議」 編、“ウィーンの森の物語”より(ジョンピール・若き日のよろこび~ウィーンの森の物語)
第二部 杉並ミュージカル 『合唱団物語』 [作詞:青井陽治/作曲:小六禮次郎]
第三部 杉並ポピュラー (80日間世界一周・シャレード・ロシアより愛を込めて・踊り明かそうよ・見果てぬ夢等)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:松本かよ / バンド:チキチキバンドパートⅡ /
演出:青井陽治 / 舞台監督:吉野義一
第17回定期演奏会(1981年 昭和56年)

9月26日(土)、新宿文化センター大ホールにて、第17回定期演奏会。
ヴィヴァルディの「四季」は弦楽四重奏を入れての本格的な演奏。
新作ミュージカル『キリンと遠足に行ったこどもたち』は、キリン役に劇団四季の山口正義さんに
ご参加いただき、不思議なファンタジータッチの作品となる。

プログラム
第一部 新しい子どものうた~おおぞらさんかより(陽気に歌えば・友達だから・太陽がくれた季節 等)
第二部 ヴィヴァルディ 『四季』 [作詞:中山知子/編曲:森重行敏]
第三部 杉並ミュージカル 『キリンと遠足に行ったこどもたち』[作詞:青井陽治/作曲:小六禮次郎]
第四部 杉並ポピュラー (Sting・MoonRiver・Lover Come Back to Me…)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 特別出演:山口正義 / 伴奏:松本かよ /
バンド:チキチキバンドパート Ⅱ・弦楽四重奏 / 演出:青井陽治 / 舞台監督:吉野義一
第18回定期演奏会(1982年 昭和57年)

9月25日(土)、新宿文化センター大ホールにて第18回定期演奏会。
杉児名曲集ではクラシックの名曲と世界の子供の歌がミックスされたバラエティ豊かな構成。
第2部の『ほらコン』は楽譜の出版を記念して再上演。
ポピュラーは新しい作曲家の先生方の作品を取り入れた新鮮な演目となる。
この演奏会からピアノ伴奏に津嶋麻子先生が参加。

プログラム
第一部 杉児名曲集 (フィンランディア!・山のスケッチ・地球を七回半まわれ・ともしび・はるかなサンタルチア・狩のうた・マズルカ)
第二部 合唱ファンタジー 『ほらほらコンサート』 [作詞:中山知子/作曲:越部信義]
第三部 杉並ポピュラー [編曲及び作曲:森繁行敏/小六禮次郎/越部信義](この広い野原いっぱい・少年連続誘拐事件・いそしぎのテーマ・雨に唄えば 等)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:松本かよ(津嶋麻子) / バンド:チキチキバンドパートⅡ /
振付:山口正義 / 舞台監督:空閑秀記
第19回定期演奏会(1983年 昭和58年)

9月24日(土)、新宿文化センター大ホールにて第19回定期演奏会。
楽しい演奏を目指す杉児のために、長年に渡り合唱団の曲を作曲して頂いている
越部信義先生の曲を中心としたプログラムを組む。
美しいメロディ、お洒落なハーモニーとリズムで作られた越部先生の作品は、
今も杉児の貴重な財産となっている。

プログラム
第一部 ディズニーのおとぎの世界 [編曲:越部信義]
第二部 杉並ミュージカル 『ながぐつねこ』 [台本・作詞:中山知子/作曲:越部信義]
第三部 杉並ポピュラー [作詞:中山知子/編曲:越部信義](会議は踊る~太陽がいっぱい~トゥモロー)
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:小久保かよ子・津嶋麻子・森重行敏 /
演出:杉並児童合唱団 / 舞台監督:菅原高広
第20回定期演奏会(1984年 昭和59年)

9月23日(日)、新宿文化センター大ホールにて第20周年の記念演奏会。
20周年とあって、司会者には歌手の島田祐子さんを迎え、
第一部はクラシック、楽しい歌、ポピュラーと豪華なラインアップ。
第二部の杉並ミュージカルでは10周年の時に演奏した『不思議の国のアリス』を新しい演出で再演。

プログラム
第一部 杉並バラエティショー [司会とうた:島田祐子]
A :クラシックコーナー
(ビバルディ・ショパン・チャイコフスキー・ブラームス・シューベルト・シュトラウス)
B :たのしいうたメドレー (山のスケッチ他)
C :島田祐子コーナー (小さい秋みつけた・かっこう・宝石の歌)
D :ポピュラーコーナー (少年連続誘拐事件~マイウェイ)
第二部 杉並ミュージカル 『不思議の国のアリス』[構成・作詞:中山知子/作曲:越部信義]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 特別出演:島田祐子 / 構成・演出:中山知子・杉並児童合唱団 /
伴奏:小久保かよ子・津嶋麻子・チキチキバンドパート Ⅱ / 振付: OG 団員