第21回定期演奏会(1985年 昭和60年)

9月22日(日)、新宿文化センター大ホールにて第21回定期演奏会。
ミュージカル『ゲッタウェイ』の初演となった演奏会。
『けんちゃんとおばけ』に次いで現代の子供が主役の、
初めての恋愛モノ(?)とも言えるこの作品は、好評を博し、その後何度も再演されている。
警部役の声には、「およげたいやきくん」の子門真人さんが参加してくださった。
クラシックコーナーではバッハの複雑な旋律をアカペラで演奏するという挑戦も。

プログラム
第一部 たのしいうたメドレー (未知という名の船に乗り~夕日が背中を押してくる)
第二部 バッハ小品集(新) [作詞:藤公之助/編曲:小六禮次郎](インベンションNo.4 ~ 平均律No.2 “プレリュード”)
第三部 杉並ポピュラー (春ですよ~トゥナイト)
第四部 杉並ミュージカル 『ゲッタウェイ』 [作詞・演出:藤公之助/作曲:小六禮次郎]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 演出:藤公之介 /
声の出演:子門真人 / 舞台監督:加藤三季夫
第22回定期演奏会(1986年 昭和61年)

9月14日(日)、武蔵野市民文化会館大ホールにて第22回定期演奏会。
前年に引き続き、藤先生・小六先生コンビの新作ミュージカル『くいしんぼうララバイ』は、
主役の2人の分身(黒子)を使うという異色の演出に。
第1回少年少女合唱フェスティバルで発表した新曲集“新しいこどものうた”の中には
「花鳥風月」など、その後のミュージカルにも使われる曲も登場している。

プログラム
第一部 シューベルト歌曲集 [作詞:中山知子/編曲:荒谷俊治](きけきけひばり~音楽によせて)
第二部 たのしいうたメドレー (ひかるこみち~歌えバンバン)
第三部 新しいこどものうた(第1回少年少女合唱原宿フェスティバルオリジナル曲より)(みんなみんな歌になれ・お元気ですか・マンモスくん・花鳥風月・陽はめぐり月はめぐり・地球まるごとワッハッハ)
第四部 杉並ミュージカル 『くいしんぼうララバイ』[作詞・演出:藤公之介/作曲:小六禮次郎]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 演出:藤公之介 / 舞台監督:加藤三季夫
第23回定期演奏会(1987年 昭和62年)

9月15日(祝)、武蔵野市民文化会館大ホールにて第23回定期演奏会。
新作ミュージカル『ビリーの木』はコンクリートだらけの都会で
小さな自然を愛し、育てることのよろこびを知る少年の物語。
この年の春、年中・年長の幼稚園児が入団し、
杉児創立以来はじめて大きな団員に混じって幼児が出演することとなった。

プログラム
第一部 たのしいうたメドレー [構成・演出:志水隆](歌のメリーゴーランド~空を見上げて)
第二部 メンデルスゾーンの無言歌による合唱曲集より[作詞:中山知子/編曲:増本伎共子] (風にのって~別れ)
第三部 杉並ポピュラー(会議は踊る~ウィズ)
第四部 杉並ミュージカル 『ビリーの木』[作詞:藤公之介・二木光子/作曲:小六禮次郎/演出:藤公之介]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 演出:藤公之介 / 舞台監督:吉村房良
第24回定期演奏会(1988年 昭和63年)

9月18日(日)、武蔵野市民文化会館大ホールにて第24回定期演奏会。
第一部ではチャイコフスキーのバレエ音楽を合唱にアレンジした新作を発表。
また、新作ミュージカル『星空の紙ヒコーキ』は
宇宙少年と地球の子供との交流を描いた心温まる作品に仕上がっている。

プログラム
第一部 たのしいうたメドレー [構成・演出:志水隆] (ワルツはすてき~元気に笑え)
第二部 チャイコフスキー3大バレエハイライツ [作詞:藤公之介/編曲:小六禮次郎](白鳥の湖・くるみ割り人形・眠りの森の美女より)
第三部 杉並ミュージカル 『星空の紙ヒコーキ』[作詞:藤公之介/作曲:小六禮次郎/演出:藤公之介]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 演出:藤公之介 /
舞台監督:岡田すぐる / 振付:輪島紀子(OG団員)
第25回定期演奏会(1989年 平成1年)

9月24日(日)、武蔵野市民文化会館大ホールにて25周年記念コンサートを行う。
第一部ではスギナミメモリーメドレーと称して、
ディズニー~スタジオジブリの映画音楽までと盛りだくさんのラインナップ。
ミュージカルは藤先生・小六先生のコンビ作品の第5弾となる『伝説の島 ZZ』を発表。
30分を超える長編作品となる。

プログラム
第一部 スギナミメモリーメドレー [構成・演出:志水隆] ☆ ディズニーのおとぎの世界より(ジッパディ・ドゥ・ダー・ミッキーマウスメドレー 等) ☆ ジブリ映画「天空の城ラピュタ」より(君をのせて)・「となりのトトロ」より(さんぽ・となりのトトロ) ☆ その他(ウンパッパ・ヤンチャリカ・海は招く・トゥナイト・赤鬼と青鬼のタンゴ 等)
第二部 杉並ミュージカル 『伝説の島 ZZ』[作詞:藤公之介/作曲:小六禮次郎/演出:藤公之介]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 演出:藤公之介 /
舞台監督:岡田すぐる / 振付:輪島紀子(OG団員)
第26回定期演奏会(1990年 平成2年)

9月26日(日)、武蔵野市民文化会館大ホールにて第26回定期演奏会。
志水先生の入院・手術という大事件を乗り越えて実現した演奏会。
演目は懐かしいポピュラーと民謡、『ながぐつねこ』と『星空の紙ヒコーキ』の
新旧ミュージカル二本立てという構成になった。

プログラム
第一部 スギナミメドレー
A:ポピュラー(Sing~トゥモロー)
B:世界の民謡メドレー(森へ行きましょう~牧場の小道)
第二部 杉並ミュージカル 『ながぐつねこ』 [台本作詞:中山知子/作曲:越部信義]
第三部 杉並ミュージカル 『星空の紙ヒコーキ』 [台本作詞:藤公之介/作曲:小六禮次郎]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 演出:藤公之介 /
舞台監督:岡田すぐる / 振付:輪島紀子(OG団員)
第27回定期演奏会(1991年 平成3年)

9月22日(日)、武蔵野市民文化会館大ホールにて第27回定期演奏会。
ミュージカルは藤&小六先生の新作『森の歌』を発表。
子供たちが様々な動物に扮して登場した。

プログラム
第一部 ヨハン・シュトラウスワルツ集(ウィーンの森の物語・シトロンの花咲くところ・美しき青きドナウ)
第二部 みんなのうた20曲メドレー (歌えば楽し~地球を七回半まわれ)
第三部 杉並ミュージカル『森の歌』 [台本・作詞:藤公之介/作曲:小六禮次郎]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 舞台監督:岡田すぐる / 振付:輪島紀子(OG団員)
第28回定期演奏会(1992年 平成4年)

9月12日(日)、武蔵野市民文化会館大ホールにて第28回定期演奏会。
ミュージカルは『ゲッタウェイ』を演出を一新。
第二部は、日本の作詞作曲家の方々による合唱曲を志水先生が選曲・構成。
レコード大賞受賞曲の「うたう足の歌」も演奏した。
輪島紀子さんが卒団後初めてスタッフとして参加。

プログラム
第一部 チャイコフスキー&バッハ [作詞:藤公之介/作曲:小六禮次郎]
A:チャイコフスキー名曲集より(白鳥の湖等)
B:バッハ小品集より(おもいで色のメヌエット等)
第二部 青い地球は誰のもの~邦人オリジナル曲 [構成:志水隆](青い地球は誰のもの~海の底から)
第三部 杉並ミュージカル 『ゲッタウェイ』 [台本・作詞:藤公之介/作曲:小六禮次郎]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 舞台監督:岡田すぐる / 振付:輪島紀子
第29回定期演奏会(1993年 平成5年)

9月18日(土)、武蔵野市民文化会館大ホールにて第29回定期演奏会。
杉並ミュージカルは新作『1999年のアゲハチョウ』を発表。
舞台演出も華やかな作品に仕上がる。

プログラム
第一部 ロマンティックコンサート [作詞:中山知子] (愛のかなしみ~愛のよろこび)
第二部 世界の名曲民謡めぐり(青い空~おどろう楽しいポーレチケ)
第三部 杉並ミュージカル 『1999年のアゲハチョウ』[台本・作詞・演出:藤公之介/作曲:小六禮次郎]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 舞台監督:岡田すぐる / 振付:輪島紀子
第30回定期演奏会(1994年 平成6年)

9月11日(日)、武蔵野市民文化会館大ホールにて創立30周年記念の定期演奏会を行う。
クラシックの名曲から、楽しい歌、ポピュラー、そして新作ミュージカルと、
杉児の全てが詰まった盛りだくさんのプログラム。
新作のミュージカル『花になれ鳥になれ』では卒団生の海野美栄さんが先生役で特別出演した。

プログラム
第一部 名曲アルバム [作詞:中山知子] (よろこびの春~美しき青きドナウ)
第二部 みんなでたのしく (おお牧場はみどり~フルーツサラダのうた)
第三部 杉並ポピュラー (ワン~見果てぬ夢)
第四部 杉並ミュージカル 『花になれ鳥になれ』[台本・作詞:藤公之介/作曲:小六禮次郎]
スタッフ 他
指揮:志水隆 / 伴奏:津嶋麻子 / 舞台監督:岡田すぐる /
演出・振付:輪島紀子 / 特別出演:海野美栄